体験談

憑依霊との問答

霊に諭される?
ずいぶん前になりますが、ある時霊が見える、霊と話ができるという友人の女友達が訪ねてきました。

其の人の場合霊が憑依すると完全に我を失い、従って憑依された時のことは何も覚えていないタイプの人です。

その人の場合は憑依といっても、結局はプラスの気を受けて、自分自身が肉体の内に持っている(自分自身が蓄積した、あるいは先祖から受け継いでいる、また他人や土地の因縁を引きうけている)マイナスエネルギーがプラスを受けた分、身体の外へ出ようとする時いちいち感応してしまうのです。

それも一時的にしろ完全に支配されてしまうのです。

この状態から解放するのは比較的簡単で、他でも申し上げたと思いますが頭の両耳付近を両手で挟んで気を送ってあげると、比較的簡単に解放されます。

その時、その肉体から出たエネルギーは空間におぞましい波動のエネルギー体として自立します。

たまに、いろいろ話を聞いてみたい時は、わざとそのままにして、いろいろ質問して問答をする事があります。

さて、ある時非常に強いものが憑依しました。

自称、武士の大将だと言う事でしたが、その人?に「私達はなんですか?」と聞きました。

すると「お前達は微粒子だ!」と言うのです。

そこで「私達は人間だ!」と言い返すと、「結局我々と同じ微粒子だ!お前も、お前も!」などと言われてしまいました。

どういう意味なんでしょうね? 意味深ですね。

ある科学者の方が言われたところの素粒子ということなんですかね? どうでもいいことなんですけど、いまだによくわかりません。

また、ある時は、こんどは女性が憑依した時でしたが、「私の波動は良いですか?」と尋ねたことがあります。

帰ってきた答えは「良いのだけれど、まだ少しあなたに自惚れがある。その分わずかに波動にいやなところがある。

その自惚れを無くせば非常に良くなる。」と言われました。

霊?に諭されたのは私ぐらいのものでしょうね・・・。(笑)

でも確かに当時はその傾向があったし、おおいに反省させられました。(正直、すこしショックでした。何故って、この世をさ迷っているものに諭されたのですよ・・・。でもどんな事でも自分の糧として生かせれば良いと、思い直しましたが。)

生まれ変わりはあるのか?
本当に生まれ変わりは有るのでしょうか?

私は無いような気がするのです。

というのは、この世に執着を残したまま亡くなった人が、その想いのままに子孫や関係者に取り付く。

この子孫や関係者に取り付いたことを、実は生まれ変わりと錯覚しているだけのような気がするからです。

例えば、ある人がプラスの気を受け続けた場合、その肉体から様々な霊的な存在が次から次へと出てきます。

あるときは江戸時代の商人であったり、あるときは平安時代の貴族であったり、あるときは坊さんであったり、ある時は武士であったり、その他数々の霊的存在が次々と入れ替わり立ち代り出てきます。

つまり、ある時点で憑依している霊はその人の肉体に無数に巣くっている霊の中でも最も強いもの、すなわちナンバーワンの霊が人格を表すと思われます。

そして、ナンバーワンを引き離し供養すると今度はナンバーツーの人格を表します。

同様にナンバースリー、ナンバーフォーと言う具合に次々と憑依するのです。

時には原始時代の人とおぼしき、古い時代の人まで憑依する事があります。

しかし、それらを確実にその人から引き離し、正しく供養していく限り二度と同じものは出てきません。

そしてある時期からは憑依するような強い霊は出てこなくなります。

当然その人の波動レベルもその分徐々に高いものになっていきます。

ある女性の例ではそんな傾向は全く無かった、どちらかと言うと鈍感な人だったのに、ある時期から突然頻繁に様々な霊が憑依現象を起こすようになり、それが一年以上も続いた事がありました。

その女性の場合は波動レベルが高くなった事もありますが、興味を持っていた憑依現象に対して何度も憑依され苦しい思いをする内に、自分の意識の中で徐々に興味も冷め、拒絶しだした事が大きかったのだと思います。

これ等の事から、生まれ変わりは、実はこの世に強い執着を残してさ迷っている者達が生きている人の意識を支配している、すなわち憑依しているだけのことではないかと思うのです。

一度亡くなった、ということは一生を終えた事になります。

そして、執着のままに子孫や関係者に取り付いたとします。

これが実は二生目の始まりです。

そして、子孫の肉体に間借りして、様々な学習を繰り返し、その人生を終えるまでに納得して魂の世界に旅立てたとしたら、その人の生まれ変わりは一回だった(二生で終わった)、という事になるのでは無いでしょうか?

私はこれこそが輪廻だと思っているのですが、いかがなものでしょうね?

本当のところは良くわかりません。

ある時何人もの人が見守っている中で、ある女性に憑依した宗教関係の女性の霊が語ったところによると、「何故お前はこの身体の中に居るのか?」と尋ねると、「この女の身体はわしの想いを達成するのにもってこいの身体だからだ。」そして「お前ごときの力でわしをこの女の身体から出す事が出来るか!」とも言います。

そこで「おまえはこうして今まで何人もの人間の身体をとっかえひっかえ何百年もさ迷い続けているのだろう。」と言うと、「その通りじゃ。」という返事が返ってきたことがありました。

これが本当だとしたなら、生まれ変わりはさ迷っている(と言ってもその辺をうろうろしているわけではなく、ほとんどの場合、特に強いものほど人間の肉体の中に巣くっています。)霊が、単に生きている人間の意識を支配してものを言っているだけに過ぎないと言えるのです。

これらの事から、最近アメリカあたりで騒がれている多重人格も、同レベルの複数の霊が入れ替わり立ち替わり憑依する現象であると考えれば非常に納得がいくところです。

現に同様の現象を過去何回も、他人の憑依現象を通じてではありますが体験しています。

先にも述べた様に、その霊を憑依している人の身体から引き離して供養してしまうと、二度と同じ霊が憑依する事はありません。

但し、当人が霊に憑依される事を好ましいと考えていたり、憑依される事で生計を立てていたりした場合は、自分自身の意識で霊を呼び込み強力に結合している為、その人の身体から引き離し供養する事は非常に難しいものとなります。

それ程に生きている人間の意識は強力なのです。

以上の様なことから出来る事なら、医学的に言うところの重症の多重人格者と一度お会いして確かめてみたいものだと考えている次第です。

大僧正(自称)との問答
ある時、N行政書士事務所から電話があり、そこの事務員さんのHさんが何かに取り付かれたようなので来てください、と言ってきました。

Hさんは早くから気に興味があり、最も早い時期から私のところへ出入りされている方で、事務所の先生もその影響で少し遅れて同様に私のところへ出入りされて見え、自身も気が良く分かる方なので、こういうことは充分理解して下さっています。

早速伺って見ると、事務所の二階でHさんが苦しんで見えます。

Hさんは一時期自他のものに関係無く霊が頻繁に憑依したことがありましたが、気のレベルアップと、そうしたものへの好奇心が薄れたことで、ここ数年そういう現象はほとんど起こらなくなっていました。

さて、気を送り始めると珍しく憑依が始まりました。
 

本来は問答無用で身体から出してしまえるのですが、少し憑依した霊と問答してみました。

<あなたどなたですか?>

「大僧正じゃ」

なんと自称大僧正だそうです。

そこで、何故大僧正のように仏法を極めたと思える方が、このように今を生きている人間の肉体の中に居る、すなわちさ迷っているのか?、このことはあなた方が長い間修業してきたやり方が間違っていたということを証明する以外の何者でもないのではないか?。
さらに、あなたをこの世に引き留めているのは自分が肉体を持って生きていた当時の執着心、たとえば仏法を極めたいというのも一種の執着心であり、その執着心、すなわち自意識にによってこの世に長い間にわたって拘束されてしまっているのですよ、といった説明をしました。
また、あなたが救われるにはあなた方が修業してきたような難しい手法は一切必要無い、ただこの肉体から出て、今からきれいな川に案内しますから、その川にお越しになって、生前の様々な思いを水に流すことで、初めてあなたはそれらの呪縛から解き放たれて平穏と安らぎの魂の世界に旅立てるのですよ、と伝えました。

すると、彼はさかんに私に怒ってきます。

「お前のその物言いはなんじゃ!」

「いかにも軽々しい!」

といって何度も繰り返し怒ります。

「お前のような未熟者に何が出来る!」といったような、さげすんだ言い方をします。

そこで<それでは尋ねるが、今お主は何処に居るのか?>と尋ねると。

「それがわからんのじゃ」

<解らんのに、何故そんな偉そうなことが言えるのか!>

<お主は今人間の身体の中に居るんだぞ!>

すると、またまた「お前のその物言いはなんじゃ!軽々しい!」

<ものの言い方などどうでもいいではないか。>

<助かりたければ、お主の廻りを見まわしてみよ、何か小さな明かりが見えないか?>

「かすかな明かりが見える。」

そこで、気を送りながら<それではその光りに向かってどんどん進め。>

「分かった、このまま進めば良いのじゃな。」

すると不安そうに「このまま進めばどうなるのじゃ?」

<そんなことは考えずに、見えてくる光に自分の一切を投げ打ち委ねなさい!>

そして、そのまま気を送り続けると、Hさんの身体からす〜と徐々に抜け出し、目の前の空間に無数の霊体の集合体として三本の柱の様に(これは仏教関係者に多い形で、中央が最も大きく、たぶんご本尊、左右が脇士という形だと思う。)
自立します。

後はその霊団を川に導いてあげればそれで一件落着です。

これで普段のHさんに戻りました。

今回の場合は外回りの時に何等かの理由ですがられたものです。

気がついたら、その一部始終を何人かの他の事務員さんがドアの隙間から眺めて驚いていました。
 

  原始人?との問答

1997年(平成9年)3月16日午後2時から午後5時にかけて起こった、ある女性Nさんに憑依した霊(原始人と思われる。)との問答です。
これはその場に起こった事実のみを、私のメモに基き出来るだけ忠実に再現したもので、このことをどう判断するかは皆さん次第です。
ちなみに私の場合はあくまでも「?」です。
その場に居合わせた人はNさん(スナック経営)以外に、私、N氏(地方議員)、Hさん(行政書士)、N氏(自衛隊員)の4人でした。
場所は、私の事務所応接室です。
以下、私の質問は<・・・>、憑依霊の答えは「・・・」で表します。

この日5人で雑談をしていると、Nさんに突然憑依が起こり始めました。
Nさんは今までにもいろいろな霊が憑依した経験(どちらかと言うと陽気な霊が多い。)があり、その場に居合わせた人たちも経験済みでしたので、最初は特に驚く事はありませんでした。
ところが、今回は様子が違い、憑依が始るなり部屋中の物を眺めたり触ったりで、異常な驚きを示しました。
特にテレビを見て、「これは何じゃ?、この中のものはなんじゃ?」と言った感じで、箱の中に人間が居ること(写っていること)に特に異常な驚きを示しました。
一通り部屋を動きまわり、あらゆるものに驚き、少し落ち着いてきたので丸椅子を勧め、座る様に言いました。
ところが「これは何じゃ?これは何をするものなのじゃ?」と言いながら、丸椅子と絡み合い、床を転げまわりました。
そこで、<それではこちらの方へお座り下さい。>と言って、ソファの椅子を指し示すと、「そんないいものが有るなら初めから言わんかい。」と言われました。
どうやら、背もたれのあるソファの椅子は椅子と認識できたようですが、丸椅子は椅子として認識できなかった結果起こった騒動のようでした。

それから、いろいろ質問をして、返って来た返答が次に示すものです。

<いつ頃の時代に生きていた人ですか?>

「裸に近い姿で生活していた。」
「主として狩猟によって生活し、木の実等も採っていた。」
「土器は無く、器の形をした骨や木を使用していた。」
「小動物が多く、大きな動物は居なかった。マンモス?そんなものは知らない。」
「気候は年中温暖だった。」
「食べ物を取り合い、喧嘩や戦争が有った。」
「村長のような人が居た。」
「占い師が一番位が高く、何をするにも占いによって決めていた。占い師はほんとうにいろいろな事がよく分かった。」

<天上の生活はどんなのですか?>

「空の上の方である。」
「太陽はあり、昼も夜も無い。」
「大勢の人が居る。」
「私は退屈なので、どこかへ遊びに行こうと飛んでいたら、いきなり吸い込まれて、気が付いたらここに居た。」
「私は時々悪戯をして、上層界から叩かれる。叩かれるのは背中から叩かれる。」
「背中から叩かれるので、上層界のものの顔は見た事が無い。元は人間だろうが、あれは人間では無い。」
「私達は目も口も耳もあり、口を開いて話をしている。」
「私達は地球からは出られない。地球は檻のようなものである。」

<生まれ変わりはあるのですか?>

「生まれ変わる事はいつでも出来るが、私は嫌なので、こうしてたまに下に降りて、いろいろな事を教えたり、教えられたりして楽しんでいる。何しろ私はしゃべりたい。」
「その為、上層界からいつも叱られる。」
「だから私は生まれ変わらない。」
「生まれ変わる時は自分の好みで、選んで生まれ変わる事が出来る。」

Nさんが友人にもらった水晶球を浄化して欲しいと言って持って来ていたので、水晶球の扱いについて聞いてみた。(水晶球は既に浄化済みでした。)

「水晶球は素手で触っては良くない事が起こる。必ず柔らかい布で磨く様にして触る事。」
「常に愛でる気持ちで接し、手をかざして気を受けるようにすれば良いことがある。」
「この水晶球は良い気が出ている。この場所に置いておけば非常に良い。」

さて、今度は私の顔をマジマジと眺めたり触ったりし始めて、次のようなことを言いました。(^^;)

「北村の顔はおかしな顔だ、身体から出ている気と一致しない。消して描き直したい気持ちだ。」

<でどのように描きなおしたいのですか?>

「このように描き直したい。(円い眉、切れ長の目、まるで阿弥陀様みたい・・・、とは憑依されているはずのNさんの生の声)」
「身体から出ている気と顔が一致しない。(気は良い気が出ているのに、それに比べて顔に欲が出ている。)」
「欲が無くなるともっと良い顔になる。しかし、人間の中では良い方である。」
「但し、人間は肉体を持って生きている限り、完全に良くなるのは無理だ。」

その他

「いずれ人間は滅びる。」

<それは肉体を持った形では滅びるという意味ですか?>

「そうだ。」

「日本とか中国?そんなものは知らない。」

「卑弥呼?そんなものも知らない。」

「そろそろ帰らないと、また上層界から叱られるので、そろそろ身体から出してくれ。」

 <どうすればいいのですか?>

「背中をポンと叩けば良い。」

以上がこの日に起こった事の一部始終です。(細部は書き止めなかったので忘れてしまいました。)

関係無いと思いますが、この憑依が始ってしばらくしてから午後2時51分、結構強い地震が有りビックリしました。
自衛隊のN氏は慌てて隊の方へ連絡を入れていた程です。
ニュースでは豊橋市で震度5強の地震でした。